やまおやじ
高島市、午後から本格的な雨になりました。梅雨の様相です。
先日の、里山ジャンボリー関連で「やまおやじ」という言葉がでていました。
そこで、ちょっとご紹介。
文章等は、マキノ町自然観察倶楽部のホームページから参照しています。
やまおやじとは、写真家の今森光彦さんが高島市マキノ町の雑木林にある萌芽更新を
繰り返したクヌギの木を見て名づけたものです。
薪や炭にするため伐採され、長年萌芽更新を繰り返してきたクヌギの木の幹のでっぷ
りとした姿は正にやまおやじそのものです。更新を繰り返し切り口から腐朽菌が入っ
て木の中が空洞になったものが少なくありません。
一般的には台場クヌギと呼ばれ空洞の中は木部が腐葉土となっているため、クワガタ
ムシの産卵床になっているとか。 木が空洞になっているのに枯れないで生きている
のは、木の構造から言うと木が成長する部分に当たる形成層の内側の木部のみが枯れ
ていて、木が養分を運ぶ導管がある部分が生きているからです。
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