蝋梅 (ろうばい)

高島です

2009年01月30日 18:21

高島市北部、決して待ち望んでいる訳じゃないんですが、午前中から午後にかけて曇りの
空でした。予報ではきつく雨が降るとの事でしたので、心構えをしていたのですが、昼に
なっても、ぬるめの空気と曇りの野外です。
でも、午後半ばには、やはり雨がやってきました。

可憐な黄色の花は、ほとんど下を向いて咲いています・

曇りのお昼休み、職場近くの庭先に「ロウバイ」の黄色が目につき勝手にデジカメでした。
ほぼ一年前にも、同じロウバイを画像にしました。
この時期、周りに目立った花もなく閑散とした木々の中で、梅の花に先駆けての厳寒期に
枝の先端まで可憐で厚手な花びらが鮮やかでした。

香りの良さも特徴ですが、あまり近づけなくって愛でるだけの昼ロウバイでした。

「蝋梅の穢き迄に花多し」高浜虚子」

「老梅の父の世の杖母の杖」 高木時子



田舎のことですから、世界情勢がまさかこんなところまで影響してくるとは思いもよりませ
んでした。
大きな企業が黒字決算から赤字に下方修正・・・誰もが知ってる「ブランド」名の企業も、
ほんまかいなと疑いたくなるほど、一斉に会見する場面をテレビでよく見ます。景気の良い
企業も影を潜めメディアにない。余計に不安が倍増してきます。
そんなら、片田舎の小さな業種はどうなるんやろう・・・ローンもある、家族もある、旅行は
止める、おかずは一品でいいから・・・そんな思いをする事が、こんな田舎まで影響し始めて
ますます不安な一月でしたが、二月は逃げる・・そんな不安もいち早く「逃がして」ほしい
もので、間もなくの「節分」今回は気合いを入れて、「福は内」「不景気は外」と願い、その
不安さも多少解消させてもらいたいものです。