「高島市海津・西浜・知内の水辺景観」は、重要文化的景観。
高島市、午後から雨になって、所々では強い雨です。
私は、高島市マキノ町在住じゃないのですが、知人がマキノ町に多くあり、よく出かけま
す。だから・・マキノの山里、琵琶湖の畔が好きです。
もちろん、今津町、朽木、新旭、安曇川、高島・・とそれぞれに合併前の施設や景観が
大事に守られ、現在も未来へも・・続いていくと楽しみです。
以下、<高島市パンフレットより>
滋賀県で2番目の重要文化的景観に選定された「高島市海津・西浜・知内の水辺景観」は、
高島市マキノ町海津・西浜・知内の湖岸一帯および知内川と琵琶湖を含む約1,842ヘクター
ルです。選定地域には、琵琶湖をはじめとする河川や内湖のほか、湖岸の石積みや共同井
戸、知内川で続けられている伝統的なヤナ漁など、多様な水文化が現在も存在しています。
海津・西浜の石積み
海津・西浜の湖岸に約1.2キロにわたって続く、高さ2.5メートル前後の石積みは、西浜村の記録
によると、元禄15年(1702)にたびたび大波があり家屋や街道が被害をうけたことをきっ
かけに、代官西与一左衛門の尽力によって築造されたといいます。また別の記録によると、
海津の石積みはこのころにはすでに築かれていたとされ、江戸時代中期には、ほぼ現在に
残る海津・西浜の石積みの景観が完成していたものと思われます。
石材は、母岩から割りとった比較的大型の石を部分的に成形して使われており、種類は大
部分が花崗岩、一部に流紋岩系、石灰岩などが見られます。加工技術は古い時代のものと
新しいものが混在しており、この石積みは波風除けという性格上からも、たびたび改修さ
れてきたことがうかがわれます。
重要文化的景観「高島市海津・西浜・知内の水辺景観」では、その景観を構成する重要な
要素として、この海津・西浜の石積みのほか、海津漁業協同組合旧倉庫、知内川漁業者組
合旧倉庫のほか、江戸時代に建造された町家5軒を定めています。
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