雪の結晶は天からの
高島市、早朝は「まだ、降るんかいな!!」とぼやかせる天候でしたが、次第に
晴れ間になり、ほぼ青空の一日でした。
幼い頃・・・正確な年齢は覚えませんが雪のお陰で、中谷宇吉郎博士の名前を
早くから知っていました。
1900年石川県に生まれ、物理学者寺田寅彦に師事し、北海道大学在職中の
1962年に死去。その間、雪の結晶の「ナカヤ・ダイアグラム」は有名で、
世界初の人工的に雪の結晶を作った人です。
博士の残された「雪の結晶は天から送られた手紙である」の言葉も早くから、
知っていたのが記憶にあります。
六角形の雪の結晶です。一つの六角形の結晶が数個重なり合い天からの手紙として
ヒラヒラ舞い降ります。気温の低い降雪時、手のひらに雪の結晶を一瞬の間見ることが
出来ましたがそれよりも、黒い布を広げたり、黒い板で雪を待ち受けると、しばらく絶妙
な雪の細工を見ていました。
空気中の湿度や気温によって、結晶はいろいろな形で地上に舞い降ります。星の形、
柱形になったり、針葉のような形・・・。研究対象、自然の中に一杯って思わせる「なか
や うきちろう博士」です。
今回は、綺麗な雪の結晶をと思ったのですが、そんな画像はとうてい無理ですので、また
身近な雪の話題で・・・最近は雪ばかりで、雪の話題しか今のところ見あたらず、またかい
な!と自分でも思ってしまいます。
近くのお店などの駐車場の隅に集められた雪の山の紹介・・というより、無理矢理見てくだ
さいの話題になってしまいました。あちこちで目立っています。
お昼休みに・・ちょこっと見てきました。
いつも、春先まで残る・・・冬の固まりです。