山笑う

2009年04月13日

高島市、先週から長い日にち・・春がそれも上等な気候が続いています。
また、月曜の今日も晴で始まりましたが、日中はちょっと春霞の様相になっていました。

生活圏には常に琵琶湖岸と、反対側に山並みが配置されています。その山々は今日は、
かすんで朧気でしたが先日には、山桜が山肌に点々と見られ、そのうっすらな色合いに
見入ると、「山笑う」の季語が浮かんできました。
山笑う
いつ頃からこの言葉が使われているのか分かりませんが、日本語の繊細さといいますか、
自然の光景を絵でもなく写真でもなく伝えようとしている「言葉」その日本語を駆使しての
先人の感情は改めて鋭いものに思えます。

秋は「山粧う」、冬は「山眠る」、春は「山笑う」、夏は・・えっと??
日本語の巧みな四季それぞれの言葉と、古の人々の生活・・・今もそこに我々が生息して
いるのですから・・・ちょっと不思議というか、驚きです。
山笑う山笑う

まだ醒めぬ山を幾重に遠桜 角川照子
Posted by 高島です at 17:27│Comments(3)
この記事へのコメント
>ねえさんへ
四季それぞれに・・みんな笑顔がいいです。山も人も笑わないとね!!



>虹さんへ
ようやく、「におい」がわかりましたよ!!。季節の中に。
Posted by 高島です高島です at 2009年04月14日 21:52
「山滴る」「山茂る」 夏
土におい 山笑う
いいですね
Posted by 虹 at 2009年04月14日 08:51
はっはっはっ・・・
ねえさん 笑う・・・
ごめ~ん こんな事書いてる場合と違うわなあ~
山笑う・・・ぴったりの言葉ですねっ。
Posted by ねえさんねえさん at 2009年04月13日 21:23
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