たまゆら

2008年06月27日

「たまゆら」・・この言葉も普段はあまり耳にしませんし言葉にして使わない
のですが・・・日本語の楽しさというか奥深さを時々思います。
玉が揺れて微かにふれあう一瞬・・そんな意味だと思っているのですが・・・。

先日、県外から高齢の女性が、私の住む集落のお寺を訪ねて来られたそうで、
その方は、自分のおじいさんや、そのまた曾おじいさんが、生まれ育ったこの
集落で、先祖の供養をして欲しいと・・お寺を尋ねられたそうです。

たまゆら

詳しく、自分のルーツが分からないので、同時に関係するお家を尋ねて「お礼
が言いたい」との事で、分かる限りの戒名をメモにしてもってこられたそうで
す。


住職も、遠方からの供養とルーツ探しに協力されて、同じ名字である我が家に
も「過去帳を拝見したいのですが」とやってこられました。
たまゆら

女性は、昭和初期のお生まれで、80歳。そのおじいちゃんやその前のルーツを知りたいとのこと。
残念ながら、同じ名字でも我が家の過去帳には、お尋ねの戒名が見あたらなかったのです。その後の経過はちょっと
分かりません。

私も、人のことは言えません。こんな年齢になりながら、私を中心としてのご先祖様の系図はハッキリ知らないのです。
もっと、時代をさかのぼって、詳しく記録されている方々も多いのではないかと思いますが・・私はダメなようです。
ご先祖様お許し下さいね。
たまゆら

こんな思いをしたことだけの、そんな中にも、「たまゆら」の言葉が揺らめいているような思い
になりました。私を育んだ先祖様との「たまゆら」です。



Posted by 高島です at 19:01│Comments(0)
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