日日是好日(にちにちこれこうじつ)

2008年11月14日

晴れた日は晴れを愛し
雨の日は雨を愛す 楽しみあるところに楽しみ 
楽しみなきところに楽しむ

日日是好日(にちにちこれこうじつ)
元南禅寺派管長の勝平宗徹老師は、「日日是好日」についてこんな話をされました。「人から墨蹟を依頼される時、よく頼まれるのが「日日是好日」である。何故この字かと尋ねると、たいていの人は「毎日が好日とは有り難い」と言われる。しかし、皆さんは本当に毎日が好日と思われますか?楽しい日もあれば悲しい日もある、晴れの日もあれば雨の日もある。たとえ雨の日であっても、あぁ今日は滅多に無

い雨の降る南禅寺に御参りが出来た……と受け取る事が出来たならば、雨の日も好日となる。毎日を好日と受け取る為には、そこに感謝の心が無くてはならない」と、いわれました。

 空から降ってくる雨は京都も福岡も同じ、降った雨を感じ取るのも同じ私。しかし、環境の変化によってその感じ方は全く正反対のモノになったのです。
 

我々はついつい自己の物差しでモノを見て、善悪を決めてしまいます。しかし、モノには善悪など初めから無いのです。そう思うのは我々に執着があるからです。
執着を無くし、今日は誠に善い日であったと感謝する事が出来たならば、その日その日毎日がそのままに好日となるのです。 

禅宗・法話より引用

日日是好日(にちにちこれこうじつ) 
昨日、私には不似合いなお茶会に・・紅い毛氈の上に座りました。
サークルの茶会なので、自分勝手に気楽に・・・一服
そこの床の間に掛け軸「日々是好日」の筆書きと、一輪の「ホトトギス」
不作法な私でしたが・・・美味しいひとときでございました。
 



Posted by 高島です at 00:18│Comments(0)
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