雪の日・・ふと幼き日

2013年02月24日

雪の日・・ふと幼き日
見にくいですが・・風車村の風車羽・・


高島市北部、積りはしませんが雪が舞う一日でした、それも時々強い風もあって田んぼの雪も
舞い上がったりで・・風雪の風景も時々でした。気温も0度をキープの寒さで・・。


黄色いロウバイの一粒一粒に雪が・・画像では伝えられませんが・・綺麗でした。
雪の日・・ふと幼き日



夕方から冷たい冷たい北風が吹き荒れ地表を冷やし、夜間には風が止まって深夜には戸袋が
コトコトと音を立てて・・それを聞きながら寝入っていました。翌朝の玄関先は膝上に積もった雪
を見ながら、冬の一日が始まる・・・そんな冬の様子はもう過去の記憶になっています。


根雪があって・・春まで雪と一緒の生活・・真冬の幼いころは、祖父や父が藁仕事、幼い私は
その中で、吊るし柿を食べたり、餅を焼いてもらったりの毎日、草履を作ったり、荒縄作り・・・
米俵、炭俵・・・名前は忘れましたが・・養蚕に必要な藁道具も・・もっと他にも藁製品を作って
いたように思いますが、はっきり思い出せません。


どこの家も、茅葺屋根から落ちた雪が固い山になって玄関を見えなくしたり、車の少ない時代では
集落内は人の歩ける細い雪道しか見当たりませんでした。各家が車時代になると、事前に国道近く
の広場まで車を移動させておいたり、そうでないときは、近所みんなで一台の車を国道まで・・
次はその車の轍にそっての運転でした。


早朝の車は凍り付いて・・鍵穴に鍵が刺さらなかったり、ドアのゴムが車体に凍り付き開閉できな
かったり、そんな事を毎日していると・・手足の指先に「しもやけ」のひと時でした、その症状も
人それぞれで・・靴下の薄さ、ゴム長靴のペラペラも原因だったのか、食生活の貧困だったかと、
今から思えば、いろいろ思いますが。


小学校へ通いだすと・・当時は冬の定番の黒いマントを誰もが羽織っていました。我が家からは
小学校は南方向・・朝の登校時は体の右側半分が真っ白になって・・下校時は逆で北風に向かって
の歩行・・家にたどり着くと左側が真っ白になって・・それも薄い煎餅が大きく張り付いたような
マントになっていました・・・冬季はこれが毎日でした。

でも、楽しき事も多く・・快晴の冬日、凍てついた雪の上をジョリジョリと歩く楽しみも・・いつ
もなら曲がりくねった道を登校でしたが、そんな日は田んぼの上を学校へ一直線・・時間短縮です。
ときどき先生からは「危ないから、やめなさい!!」と高学年の児童は叱られていましたが、そん
な面白いことは止められるはずもなかったですが・・。



以下は、激しく降雪だった高島市内の一部です。
雪の日・・ふと幼き日


高島病院近く・・ここも時々・・吹雪きました。
雪の日・・ふと幼き日


新旭・・湖周道路・・数日前とはえらく違った風景でした。
雪の日・・ふと幼き日



雪の日・・ふと幼き日



雪の日・・ふと幼き日



雪の日・・ふと幼き日

今津町内は・・こんな感じでした。
雪の日・・ふと幼き日





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Posted by 高島です at 17:43│Comments(2)高島市風景何気ない日常
この記事へのコメント
small slopeさんへ

small slopeの年齢はわかりませんが・・・
多分、30年近い年齢差だと・・

拙い文面ですが・・また思い出したら書きますので・・
今風の話題は苦手ですので・・。(笑)
Posted by 高島です高島です at 2013年02月24日 21:53
猛吹雪だったんですね。

時代はちょっと違いますが…、昔の話、
聞かせていただく機会がほとんどないので、
楽しく読ませていただきました。
Posted by small slope at 2013年02月24日 20:42
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