今こそ 別れめ、いざさらば

2008年03月28日

高島市北部・・・日中は曇ったり晴れたり、時々北からの強風で
まだ、冬型もまけていません。そんな一日が素早く過ぎ去りました。


先日、会社の送別会をしました。学校の卒業式でも、もう「仰げば尊し」って
歌わないんですよねって聞きました。そうなんだーーと最近知りました。
昔人の私には、「蛍の光」とこの歌が・・・基本でしたが・・。

今こそ 別れめ、いざさらば

この時期、別れ・・心に一抹の寂しさを覚えるものですが、もし、この別れ目
の時期が「秋」なら余計に寂しさが深くなるのかもしれません。
冬を乗り越え桜の咲くこの時に、今こそ別れ目・・・別れの辛さも一瞬で和ら
ぎ、桜の満開でこの時期にこそ別れても、再出発の光が目の前に見えてきます。
やはりこの3月と4月の・・冬と春との境目こそが、卒業や退職や異動の節目
には最適なのかも知れません。

体内で我が身が発生し、出産で我が身が世の中に出でて、保育園から小中学校
などの学園生活からの卒業・・・社会人となって小さな異動から海外転勤する
人、ステキな人と出会い結婚、我が子との出会いをする人もあり、その途中に
我が親との別れもあるでしょうし、子どもが社会人となっての親離れ・・・。

今こそ 別れめ、いざさらば
会社では、先輩を毎年、送別で送り出し。そして我が身も定年を迎えるときに
も別れのドラマ・・・いづれは夫婦での別れもあるでしょうし友人との別れも。

でも、人生でのほとんどの別れ出会いは、この桜爛漫・・桜花・・・。
今こそ 別れめ、いざさらば・・桜が似合うな時期に最適な歌だと、ますます
思えてきた、先日の送別会でした。
別れの数だけ、出会いがあって・・繰り返しの人の生業で私もその中にいます。
今こそ 別れめ、いざさらば

あおげば とうとし、わが師の恩。
教(おしえ)の庭にも、はや 幾年(いくとせ)。
思えば いと疾(と)し、この年月(としつき)。
今こそ 別れめ、いざさらば。

互(たがい)にむつみし、日ごろの恩。
別るる後(のち)にも、やよ 忘るな。
身をたて 名をあげ、やよ はげめよ。
今こそ 別れめ、いざさらば。

朝夕 馴(なれ)にし、まなびの窓。
螢のともし火、積む白雪。
忘るる 間(ま)ぞなき、ゆく年月。
今こそ 別れめ、いざさらば。

作詞作曲不詳




Posted by 高島です at 19:00│Comments(0)
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