高島市、今朝の冷え込みを引きずるように、午後からも冷たい外気の一日でした。 「さむいなーー」朝の、出会いの挨拶の言葉は天候の話題からはじまります。これなら、意見の食い違いもなく互いに納得しての話題ですね。 春家や出でては広く門を掃き 中村沈女 ちょっと気が早いですが、暦の上ではまもなく「立春」です。気分はもう春待つ体勢です・・・スパーでは「節分の豆」「バレンタインディーのチョコ」が同時に陳列です。そんなに急がなくてもと思いつつ、先記の春を期待する気分でもありますね。 雑誌のコラムに・・・暖かい季節が春なのでなく、春になったから暖かくなる ・・・・水は寒さによって凍るのではなく、水は自分の意志で凍ろ うとしているのです・・。 そのた云々が文になっていました。これぞ季節感かもしれませんね。今朝の寒さから、その布団の温もりの中から抜け出す勇気がなかなかわいてきませんでした。その起きようかもう少し・・・の葛藤の短い時間が私にとってはなかなか心地よい時間です。 立春とは暦の上ばかり・・・しばらくこんな朝のまどろむ時間を体験しながら、まもなくの春を心待ちにする・・・氷点下ではじまった朝の思いでした。 ちぐはぐの下駄から春は立ちにけり 小林一茶